精神疾患を患った人に知っていてほしい闘病のやり方

闘病日記

この記事は「社会復帰のために闘病をしたいけど、やり方が分からない」という悩みを抱いている人へ向けたものです。

精神疾患を患った人の中には、「闘病って何をすれば良いの?」という疑問や悩みを抱く人も少なくないと思っています。

なぜなら、過去の僕もまさにそうで、新卒で企業に入社してから4カ月後に、躁うつ病と、対人恐怖症と、不安障害と、適応障害を発症しました。

その後、会社を休職したものの、闘病って何をすれば良いんだろう?どうすれば社会復帰できるんだ?という疑問や不安、焦りが尽きませんでした。

ただ、この記事で紹介することを試したところ、自分なりの闘病方法を見つけ出すことができ、精神疾患と向き合いながら社会復帰を目指せるようになりました。

なので今回は「闘病の仕方と、僕が闘病をする中で気づいたこと」をシェアさせていただきます。

この記事が、少しでも皆さんの闘病生活の参考になれると幸いです。

闘病のやり方

自分の気持ちと向き合うこと

闘病をするうえで重要なのは、自分の気持ちと向き合って自分という人間性を受け入れられる精神状態を作る事です。

なぜなら、闘病を進める中で精神的に辛かったり、苦しいと感じる出来事が訪れるからです。

そういうときに必要になるのが、「自分」を受け入れて認めてあげる心の余裕です。

自己嫌悪に陥りそうになったとしても、自分を受け入れてあげる心の余裕があれば、どんな困難も受け止めて、乗り越えるための対処策を考えることができるようになります。

そして自分と向き合うには、自分と向き合えるくらいの心と時間の余裕を確保することが大切になってきます。

具体的には、毎日5分とかでも良いので、定期的に自己分析をする時間を作ってみましょう。

そうすることで、自分が感じていることや考えていることを振り返って、自分という人間性に対する理解を深めていきます。

もしかしたら、過去を振り返る中で、「あの時もっとこうしておけば良かったな」と言った自責や後悔の念に駆られることもあるかもしれません。

でも、そうなったとしても決して自分を責めないで上げて下さい。

過去に失敗やミスを犯した経験があったとしても、「それが自分なんだ」「その時の自分だって失敗したくてしたわけじゃない」「精一杯やった結果なんだ」と自分を受け入れてあげてください。

そこまでできるようになれば、これから起こりうる出来事も受け入れられる精神状態になるはずです。 

でももしかしたら、これを読んだ人の中には「そうは言っても自分を受け止めるなんて難しそうで自信ありません」と思う人もいるかもしれません。

ただ、過去の僕もこういった経験もたくさんあります。

僕にも、過去の失敗やミスを悔やんで、自責の念、後悔、罪悪感に駆られて心が押しつぶされそうになっていた時期がありました。

ただ、自分を責め続ける中で気づいた事が1つあって、それは「自分を傷つけるのはいつも自分だ」ってことです。

何が言いたいかと言うと「自分を傷つけるのも、自分を許して受け入れてあげられるのも自分だけ」ってことなんですよね。

そこに気づけたことで、自分を受け入れる重要性を知り、自分を受け入れるためのマインドコントロールを心掛けました。

その結果として、今があります。

今では、過去の自分の行いを受け止めて、自分の目標に向かって前に進むことができています

なので、自分を責める必要は一切ありません。

そして、マインドコントロールで自分を受け入れられる精神状態を作ることは誰にでもできます。

皆さんも、このようにして自分を向き合うことができれば、きっと明るい未来を切り開くことができると信じています。
  
    

闘病の目的を決める

何のために闘病をするのか、闘病をしてどうなりたいのか、目的を明確にすることが大切です。

なぜなら、その目的意識が、苦しいときや辛いとき、困難や壁にぶつかったときの心の支えになってくれるからです。

ただ、目的を最初から明確にするのは難しいので、最初は「社会復帰したい」「前の職場に戻りたい」「新しい会社に転職したい」というざっくりとした目標でも問題ないです。

そして、闘病生活を送る中で気づくことや学べることもあるので、そのたびに目標を修正してもぜんぜん良いです。

僕も闘病を始めた初期の頃と今では目的が大きく異なります。

最初の頃は「ふつうに会社員に戻りたいな」くらいにしか思っていませんでした。

でも今は、「しばらくの間は会社員として収入減を確保しつつ、将来的にはブログでお金を稼げるようになって自立できるようになる」ことを目標に闘病をしています。

じゃあ、なぜこのような気持ちの変化が起きたのかと言うと、最初は会社員へ戻るために、毎日、会社を探してみたり、業界について調べていました。

でもそれらを繰り返しているうちに「毎日同じことを繰り返していて楽しくないなぁ」と考えるようになりました。

その瞬間に、どうせ長期的に仕事を休むのだからせっかくなら、会社員時代に興味はあったけど時間がなくてできなかったことに挑戦してみよう、と考えました。

それで、興味のあったブログを始めました。

ただ、実際にブログを書き始めて思ったのですが、最初は全然誰にも記事を読んでもらえずとても
辛いなって気持ちしかありませんでした。

でも「どうすればもっと良い記事が書けるか」「どうすればたくさんの人に読んでもらえるか」を考えながらブログと向き合っていきました。

そうしているうちに、ブログ運営に夢中になり、気づいた時には「ブログが楽しい」という気持ちが芽生えていました。

そのタイミングで、僕の目標は「会社員に戻る」ことから「将来はブロガーでご飯を食べていけるようになりたい」という目標へ移り変わりました。

そして、僕が闘病を頑張れているのは、この目標があるからです。

なんとしてでも叶えたい、という目標があるからこそ、辛いことや困難な壁にぶつかっても、それを乗り越えられないか思考錯誤しつつ行動することができているのです。

なので、闘病を始める皆さんがまず初めにやってみてほしいことは、「なんでもよいから目標を立ててみる」ことです。

きっと、皆さんの闘病生活を支える大きな柱になってくれるはずです。

自分の感情と体調の変化について知る

自分の感情や体調が、どういうときにがどう変化するのかを把握する必要があります。

なぜなら、それらを把握して、最終的には自分の体調管理をできるようになる必要があるからです。

自分の体調を知るには、自己分析をして自己理解を深める方法が効果的だと考えています。

そのためにも、まずは一週間のうちに数時間、数分でも良いから自分の心と体の状態の変化に目を向ける時間を作りましょう。

自分の言動を振り返って、その時にどう感じたのかを分析することで、自己理解を深めることができるようになります。

ここで、「自己理解を深める」と聞くと、もしかしたら難しく聞こえるかもしれませんが、そこまでハードなことをする必要はなく、何でもよいので気になったことを切り口に、内省していけば大丈夫です。

例えば、家事や勉強など何でもよいので作業の後に、「その時どう感じていたのか」自分の感情に目を向けてみて下さい。

「ちょっと疲れたなぁ」と感じたのか、「全然疲れなかった」と感じるたのかを明確にすることで、体調の把握ができます。

また、「疲れた」と感じたのなら、「どうすれば、その疲れを最小限に抑える事ができるか」を考えてみましょう。

そうすれば、「作業時間は1時間に抑える」という体調管理の方法も考えることができます。

実際に僕も、このようにして体調の把握と、自己管理をやりました。

僕の場合は、連続で1時間20分以上作業をすると、疲れが生じて感情が乱れ始めるということがわかったので、作業に取り組んだ後は必ず50分以上の休憩を挟んでから作業を再開する、というふうに体調管理を心掛けています。

ここまで読んだら、なんとなく体調管理のイメージしてもらえたかもしれません。

「でも、うまくできるかどうか分からなくて不安だ」という人ももしかしたらいるかもしれません。   

でも実は僕も、いきなり体調管理ができたわけではありません。

そもそも、闘病を始めたての頃は自分の体調を把握する必要性すらよく分かっておらず取り組んでいたので、作業をしすぎてめっちゃ疲れたり、気分が落ち込んだりと、たくさん失敗もしました。

そんな感じで失敗をしながらも、自分の体調と向き合い続けた結果、自分の体調の変化の仕方や、体調が変化する兆しを感じ取れるようになりました。

連続で1時間20分以上作業をすると、疲れが生じて感情が乱れるなら、作業に取り組んだ後は必ず50分以上の休憩を挟んでから作業を再開してみよう。

そして念のため、4日連続で作業をしたら、次の日は1日中何もせず過ごそう。

といった感じで、トライ&エラーを繰り返した結果として今がある、って感じです。

なので、始める前から不安を抱く必要はありません。自分と向き合うことに真摯に取り組めば、少しずつでも、前に進むことができるようになります。

前に進めるようになれれば、自分の中で自信も芽生えてくるので、いつの間にか不安は消えて体調管理ができるような状態になっているはずです。          

このように、自分の体調を把握して管理することで得られるメリットはたくさんあるので、皆さんもぜひ試してみてください。

闘病の目的にあった計画を考える

闘病をする際は、自分の闘病の目的に合わせて闘病計画を考えていくようにしましょう。

なぜなら、無理して頑張って体調を崩してしまっては意味がないからです。

無理せずマイペースでもよいから少しづつ歩んでいけば良いです。

そのために、自分の闘病の目的と、その目的を達成するための課題設定と、その課題をどう達成していくかを計画することが大切になってきます。

例えば、闘病の目的が「会社員に戻りたい」だったら、最終的には企業から内定をもらう必要があり、そのために自己PR文を考えたり企業研究や業界研究をして、その会社で働く自分の姿をイメージする必要がありますよね。

なので、就職活動をする、というのが課題設定になります。

じゃあその課題を達成するために、「毎日10分自己分析をする」「毎日1社の企業研究をする」など自分の体調に合わせて無理なくこなせるような達成手順を考えればオッケーです。

僕の場合だと、闘病の目的が「会社員として収入減を確保しつつ、将来的にはブログでお金を稼げるようになって自立する」なので、「毎日1社企業に応募する」「自己PR分を考える」「業界研究をする」「1週間に1記事執筆する」という達成手順を計画しています。

もちろん、これらは無理なく自分がこなせるよう計画を考えました。

再度繰り返しになりますが、最初から完璧な計画を立てれる必要はないですし、そもそも完璧な計画なんてものは存在しません。

なぜなら、目標と体調が変化に合わせて闘病計画にも変化が生まれるからです。

僕も色んな気持ちや状況、体調の変化を経て、今の計画に落ちつきました。

また、僕が無理なくこなせる計画を立てるまで、10カ月という期間を費やしました。

それまでは、計画を立てては体調が変化し、その体調に合わせて他の策を練る・・・といった感じで試行錯誤を繰り返していました。

そうするうちに、「目標や状況の変化に合わせて計画を変更する」ことが当たり前になり、徐々に慣れてきました。

むしろ、困難や壁を乗り越えることにやりがいを覚えるようになってきました。

なので、「これから闘病計画を立てようかな」という人や「今まさに闘病計画を実行している最中だ」という人は、どうか気負わずに、肩の力を抜いて取り組んでみて下さい。

気楽にマイペースに無理なく挑んだ方が、闘病は成功しやすいと考えています。

そしてもし、最初に立てた計画を実行していて「辛いな」と感じることがあれば、一度計画を見直してみてください。

「この計画で無理なくこなせるかな?」「変更した方が良いのでは?」と、適当に計画を見直しつつ闘病していけば大丈夫です。
    
    

専門医へ通う

最後に、これもとても重要なことなのですが、闘病をする際は心療内科などの専門医へ通いましょう。

闘病を進めていると、どうしても焦りや不安、恐怖といった感情が芽生えてきます。

そして、それらと向き合い、対処していかなければなりません。

その時に、第三者からのアドバイスや心の支えが重要となるのです

自分の気持ちを理解してくれる家族や友人だけでなく、闘病するうえで何が大切なのかアドバイスをくれるメンター的な人がいると、心の支えになります。

また、闘病をするうえでの、適切なアドバイスができる人はそう多くはありません。

だからこそ、知識と経験が豊富な専門医に相談を聞いてもらうことも重要になってきます。

実際、僕も週に2回は心療内科に通って、医師に相談しています。

そして、僕は普段から1人で考えを抱え込む癖があるので、こういった感じで第三者に相談する機会はとても重要で、闘病生活には欠かせません。

ここでもしかしたら、「何をどう相談したら良いか分からない」と考える人もいるかもしれません。   

そういうときは以下の3つについて相談してみると良いです。

⓵体調の変化
⓶気づいたこと
③気になっていること
④聞きたいこと

などです。

ただ、一度相談しただけですぐに答えは出ないので、相談を重ねつつ、最終的には自分で答えを決める、という感じになります。

でも実は、僕も最初は「何から話をして良いのか分からない」って感じで戸惑っていました。

なので、お医者さんに直接「相談したいんですけど、何をどう話したら良いのか分かりません」と伝えたら、「今感じてる不安や焦りとか、体調とか、何でも良いですよ」と言われました。

なので、最初はめっちゃざっくりとした内容を相談しました。

「とにかく漠然とした不安や恐怖感で心がいっぱいです」みたいな感じですね。

そうすると、お医者さんの方も「うんうん。なるほど。じゃあ、どういうときに不安を感じたりする?」とヒアリングしてくれていました。

こういうやり取りを何回か繰り返していくうちに、自発的に「こういうときにこういう不安が芽生えるんですけど、何か対処策はあったりしますか?」と自ら相談できるようになりました。  

なので、何をどう相談したらよいか分からない人は、何をどう相談すれば良いか直接聞いてみたり、何でもよいので気になっていることを聞いてみると良いです。

このように、第三者へ自分の悩みや不安を相談することで、解決方法の模索に繋げられますし、なにより、自分の成長にも繋がりますので、専門医に通うことはとても重要だと考えています。

まとめ:肩の力を抜いて闘病に取り組もう

以上が闘病をするうえで大切な考え方になります。

最初は不安に感じることや、焦りの気持ちが芽生えていると思います。

でも闘病とは、自分自身と向き合って自分なりに人生を歩んでいくことです。

なので、闘病をするうえで大切なことは

・とにかく、自分一人で抱え込まず気負わず、肩の力を抜いて気楽に
・無理なくマイペースに
・考え込みそうになったら、家族や友達、あるいは専門医に相談して
・辛いことや困難に感じることがあっても、自分を責めず、ありのままの自分を受け止めてあげる

ことです。

最初から色んなことを考えながらこなすことは、難しいかと思うので、少しずつで問題ないです。

「これ試してみたいな」と思うことがれば、ぜひ試してみただくさい。

そういう前向きな気持ちを忘れずに闘病することができれば、きっとうまくいくと考えています。

僕も闘病の真っただ中です。

社会復帰を目指して共に歩んでいきましょう。

この記事が皆さんの闘病の参考になれれば幸いです。

以上、闘病ブロガーの月白イオリでした。

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